ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連項目. フラグ. MEL 例.

概要

deformerWeights [-defaultValue float] [-deformer string] [-export] [-ignoreName] [-import] [-method string] [-path string] [-positionTolerance float] [-shape string] [-weightTolerance float] [-worldSpace]

deformerWeights は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

注意 - このコマンドは、ボーナス ツールの一部として提供されるものであり、現在完全にはサポートされていません。 XML ファイルとのデフォーマ ウェイトのインポートとエクスポートを行うコマンド。 ウェイトのデータは、ジオメトリ入力からデフォーマへの頂点に該当する 「ポイント クラウド」と一緒に、頂点単位で格納されます。 たとえば、クラスタ デフォーマは次の情報を保有します。 インポート時、ウェイトは、指定したデフォーマに指定したマッピング手法で マッピングして戻されます。マッピング関連の実行に使用するジオメトリは表示されるシェイプではなく、 デフォーマへの受信ジオメトリであることに注意してください。 たとえば、スキン クラスタの場合、バインド ポーズ ジオメトリになります。

戻り値

none

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

deformer, export

関連項目

blendShape, skinCluster, skinPercent

フラグ

defaultValue, deformer, export, ignoreName, import, method, path, positionTolerance, shape, weightTolerance, worldSpace
ロング ネーム（ショート ネーム） 引数型 プロパティ
-export(-ex) createqueryedit
指定デフォーマのエクスポート
-import(-im) createqueryedit
指定したデフォーマにウェイトをインポートします。対象のデフォーマにウェイトがどのようにマッピングされるかについては、 method フラグを参照してください。
-path(-p) string createqueryedit
指定ファイルへのパス。デフォルトはカレント プロジェクトです。
-shape(-sh) string createqueryedit
ソースのシェイプを指定します。エクスポートすると、シェイプ ノードのすべてのデフォーマが単一のファイルに書き出されます。
-deformer(-df) string createqueryedit
ウェイトをエクスポート/インポートするデフォーマを指定します。
-method(-m) string createqueryedit
インポート時のウェイトのマッピングに使用する手法を指定します。 有効な値は、「index」、「nearest」、「barycentric」、「over」です。「index」法は、頂点インデックスを使用してウェイトをオブジェクトにマッピングします。 マッピング先のオブジェクトとエクスポート後のデータのトポロジが同じ場合、これが最も便利な手法です。 「nearest」法は、インポートしたデータのニアレスト頂点を検索し、ウェイト値をその値に設定します。 これは、高解像度メッシュを低解像度メッシュにマッピングする場合に最適です。 「barycentric」法はポリゴン メッシュでのみサポートされます。 ターゲット ジオメトリのニアレスト三角を検索し、 ソース ポイントと頂点の距離に応じてウェイトを再スケールします。 これは通常、高解像度メッシュにマッピングされる粗いメッシュで使用されます。 「over」法は「index」法に似ていますが、マッピング前に対象メッシュのウェイトがクリアされないため、 マッチしていないインデックスのウェイトがそのまま維持されます。
-ignoreName(-ig) createqueryedit
インポート時にレイヤ名を無視し、代わりにレイヤの順序を使用します。これは、ジョイント名を変更した場合にも使用できます。インポート時に一致した名前のみをそのままデフォーマに書き込みます。
-worldSpace(-ws) createqueryedit
空間ベースの関連メソッド（barycentric および nearest）の場合、ローカル オブジェクト空間ではなく、ワールド空間の位置をベースにする必要があります。
-weightTolerance(-wt) float createqueryedit
ウェイトの許容値は、指定したウェイト値がデフォルト値に近いため含める必要がないかどうかを判断するのに使用します。このフラグはエクスポートのみに使用できます。 デフォルト値は .001 です。
-positionTolerance(-pt) float createqueryedit
nearest および barycenteric メソッドでの検索では、位置の許容値を使用して検索の半径を決定します。このフラグはインポートのみに使用できます。 デフォルトは大きな数値です。
-defaultValue(-dv) float createqueryedit
手動でデフォルト値を設定します。デフォルト値はファイルに書き込まれません。たとえば、blendShapes のデフォルト値は自動的に 1.0 に設定され、ディスクに書き込まれません。skinClusters のデフォルト値は 0.0 です。すべてのウェイトを強制的にディスクに書き込む場合、defaultValue = -1.0 に設定してください。
: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Create plane and a cluster.
//
file -f -new;
polyPlane -w 10 -h 10 -sx 5 -sy 5 -ax 0 1 0 -ch 1;
cluster -n "testCluster" pPlane1;
// Modify some weights on the -x side of the character
//
select pPlane1.vtx[0] pPlane1.vtx[6] pPlane1.vtx[12] pPlane1.vtx[18];
percent -v 0.5 testCluster;
// export the weights from the cluster node
//
deformerWeights -export -deformer "testCluster" "clusterWeights.xml";