移動先: 概要 戻り値 キーワード. フラグ. Python 例.

概要

visor([addFolder=boolean], [addNodes=string], [allowPanningInX=boolean], [allowPanningInY=boolean], [allowZooming=boolean], [command=string], [deleteFolder=string], [editFolder=string], [folderList=string], [menu=string], [name=string], [nodeType=string], [openDirectories=boolean], [openFolder=boolean], [parent=string], [path=string], [popupMenuScript=string], [rebuild=boolean], [refreshAllSwatches=boolean], [refreshSelectedSwatches=boolean], [refreshSwatch=string], [reset=boolean], [restrictPanAndZoom=boolean], [saveSwatches=boolean], [scrollBar=string], [scrollPercent=float], [selectedGadgets=string], [showDividers=boolean], [showFiles=boolean], [showFolders=boolean], [showNodes=boolean], [stateString=boolean], [style=string], [transform=string], [type=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

visor は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

バイザー(Visor)の UI 要素を作成または操作します。バイザーを使用して、シーンの内容、特にレンダリング関連ノードを表示し、またシェーダ ライブラリやテクスチャ ライブラリなど、ディスク上にあるファイルをシーンに読み込んで表示します。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

render, hypergraph, shader, hypershade

フラグ

addFolder, addNodes, allowPanningInX, allowPanningInY, allowZooming, command, deleteFolder, editFolder, folderList, menu, name, nodeType, openDirectories, openFolder, parent, path, popupMenuScript, rebuild, refreshAllSwatches, refreshSelectedSwatches, refreshSwatch, reset, restrictPanAndZoom, saveSwatches, scrollBar, scrollPercent, selectedGadgets, showDividers, showFiles, showFolders, showNodes, stateString, style, transform, type
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
reset(rst) boolean createquery
新しいビジュアル ブラウザを構築するため、以前にロードしたフォルダ記述をすべてクリアします。
addFolder(add) boolean createquery
カレントのビジュアル ブラウザに、新規フォルダを追加します。
deleteFolder(deleteFolder) string createquery
指定したフォルダと、そのすべての子を削除します。
addNodes(adn) string createquery
ディペンデンシー グラフ ノードを、ユーザ定義のカスタム フォルダに名前順に追加します。引数は、引用符に囲まれた文字列です。複数のノード名がある場合は空白で区切ります。
openFolder(opf) boolean createquery
新規のフォルダを追加する場合、デフォルトで開くか閉じるかを指定します。 デフォルトは閉じるです。
openDirectories(opd) boolean createquery
新規のフォルダを追加する場合、サブディレクトリを表示するかどうかを指定します。 デフォルトではサブディレクトリを表示しません。
editFolder(edf) string createquery
既存のフォルダの名前と MEL コマンドを編集します。
name(n) string createquery
新しいフォルダの名前です。
parent(p) string createquery
このフォルダの親フォルダです。
command(cmd) string createquery
フォルダに追加するノードのリストを返す MEL コマンドです。
transform(trn) string createquery
nodeTypeInDAG 型のフォルダで使用されるトランスフォーム ノードの名前です。
nodeType(ntp) string createquery
nodeTypeInDAG 型のフォルダで使用されるノード タイプです。
path(pth) string createquery
フォルダに表示されるファイル システム ディレクトリへのパスです。
rebuild(re) boolean createquery
フォルダをインタラクティブに追加した後、バイザーをリビルドします。
scrollBar(sb) string createquery
バイザーにコネクトされたスクロール バーの名前を設定します。
stateString(sts) boolean createquery
バイザーにセットアップされたフォルダを保存するための MEL コマンド文字列を返します。
scrollPercent(sp) float createquery
スクロール バーのパーセンテージを設定します。通常、スクロール バーのコールバックで使用します。
type(typ) string createquery
新しいフォルダのタイプです。オプションは、

  • command
    フォルダに表示するディペンデンシー ノードのリストを返す MEL コマンドです。
  • connectedNodes
    指定したノード名にコネクトされたノードがフォルダ内に表示されます。
  • defaultNodes
    デフォルト ノード タイプを生成する MEL コマンドです。このノードはシーンには属せず、シーン内の新規ノードをドラッグ&ドロップ作成するために使用します。このタイプで使用する MEL コマンドは通常、「listNodetypes」です。
  • directory
    ファイル システム内のディレクトリ名です。
  • directoryCommand
    ファイル システム内のディレクトリ名を返す MEL コマンドです。
  • folder
    空のフォルダ(デフォルト値)です。空のフォルダは、ディペンデンシー グラフ ノードをドロップすることでユーザ定義フォルダとして使用できます。
  • nodeTypeInDAG
    DAG 内の指定したトランスフォーム下にある指定したタイプのすべてのノードをリストします。たとえば、キャラクタの最上位のトランスフォームを指定することで、キャラクタのすべてのシェーダをリストします。
  • shelfItems
    シェルフ項目として使用する MEL ファイルを含むディレクトリです。
menu(mn) string createquery
ポップアップ メニューを表示するために実行するスクリプトの名前を設定します。
style(stl) string createquery
ブラウザの表示スタイルを設定します。オプションは、outliner アウトライナ(Outliner)スタイルのアイコンとテキスト ラベルが付いた単一カラムです。 singleColumn イメージ スタイルのアイコンとテキスト ラベルが付いた単一カラムです。 multiColumn スウォッチの下にテキスト ラベルが付いた、スウォッチの複数カラム グリッドです。
allowZooming(az) boolean createquery
バイザーの内容を拡大、縮小できるようにするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
allowPanningInX(apx) boolean createquery
バイザーの内容を水平方向にパンできるようにするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
allowPanningInY(apy) boolean createquery
バイザーのコンテンツを垂直方向にパンできるようにするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
showFolders(sfo) boolean createquery
バイザーがフォルダを表示するかどうかを指定します。デフォルトは true です。
showNodes(sn) boolean createquery
バイザーがノードを表示するかどうかを指定します。デフォルトは true です。
showFiles(sfi) boolean createquery
バイザーがファイルを表示するかどうかを指定します。デフォルトは true です。
showDividers(sd) boolean createquery
バイザーがデバイダを表示するかどうかを指定します。デフォルトは true です。 -showDividers を false に設定した場合、代わりにデバイダがフォルダとして描画されます。
popupMenuScript(pms) string createquery
バイザーで右マウス ボタンを押した場合に、呼び出すスクリプトを指定します。右マウス ボタンを押したエディタの名前は、スクリプト呼び出し時にスクリプトにアペンドされます。
selectedGadgets(sg) string query
バイザーで現在選択しているガジェット(ファイル、フォルダ、ノード)の文字配列を返します。
folderList(fl) string query
バイザー内のフォルダの文字配列を返します。
restrictPanAndZoom(rpz) boolean createquery
バイザーをパンやズームする際、内容がバイザーの表示領域よりも小さい場合に、その内容をバイザーの左上隅に維持するかどうかを指定します。 デフォルトは true です。
saveSwatches(ss) boolean createquery
現在表示されているイメージ ファイルのスウォッチをディスクに保存します。
refreshAllSwatches(ras) boolean createquery
バイザーに現在表示されているすべてのファイルのスウォッチをリフレッシュします。
refreshSelectedSwatches(rss) boolean createquery
任意のバイザーで現在選択しているすべてのファイルのスウォッチをリフレッシュします。
refreshSwatch(rs) string createquery
指定したパスのファイルのスウォッチをリフレッシュします。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# The visor command is not one which would commonly be used by the user.
# For examples of its use, refer to visorPanel.mel and addVisorFolders.mel.