renderWindowEditor

移動先: 概要 戻り値 フラグ. Python 例.

概要

renderWindowEditor( editorName , [autoResize=boolean], [blendMode=int], [caption=string], [changeCommand=[string, string, string, string]], [clear=[int, int, float, float, float]], [compDisplay=int], [compImageFile=string], [control=boolean], [currentCamera=string], [currentCameraRig=string], [defineTemplate=string], [displayImage=int], [displayImageViewCount=int], [displayStyle=string], [docTag=string], [doubleBuffer=boolean], [exists=boolean], [filter=string], [forceMainConnection=string], [frameImage=boolean], [frameRegion=boolean], [highlightConnection=string], [loadImage=string], [lockMainConnection=boolean], [mainListConnection=string], [marquee=[float, float, float, float]], [nbImages=boolean], [nextViewImage=boolean], [panel=string], [parent=string], [pcaption=string], [realSize=boolean], [removeAllImages=boolean], [removeImage=boolean], [resetRegion=boolean], [resetViewImage=boolean], [saveImage=boolean], [scaleBlue=int], [scaleGreen=int], [scaleRed=int], [selectionConnection=string], [showRegion=[int, int]], [singleBuffer=boolean], [snapshot=[string, int, int]], [stateString=boolean], [stereo=int], [stereoImageOrientation=[string, string]], [stereoMode=string], [toggle=boolean], [unParent=boolean], [unlockMainConnection=boolean], [updateMainConnection=boolean], [useTemplate=string], [viewImageCount=int], [writeImage=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

renderWindowEditor は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

戻り値

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
exists(ex)	boolean
指定したオブジェクトが存在するかどうかによって、 true または false を返します。他のフラグは無視されます。
defineTemplate(dt)	string
他の任意のフラグと引数を解析し、かつ引数で指定したコマンド テンプレートに 追加するモードに、コマンドのモードを変更します。 templateName がカレントのテンプレートとして設定されていれば、 その後コマンドが実行されるたびに、この引数がデフォルトの引数として使用されます。
useTemplate(ut)	string
コマンドに、カレント以外のコマンド テンプレートの使用を強制します。
panel(pnl)	string
エディタが属しているパネルを指定します。デフォルトでは、エディタがスクリプト パネルの作成コールバックで作成された場合、エディタはそのパネルに属します。エディタがパネルに属していない場合、 エディタのあるウィンドウを削除するとエディタも削除されます。
parent(p)	string
このエディタの親のレイアウトを指定します。このフラグは、エディタが現在ペアレント化されていない場合のみに効果があります。
unParent(up)	boolean
エディタをそのレイアウトから削除するように指定します。 照会には使用できません。
control(ctl)	boolean
照会モード専用です。このエディタの最上位のコントロールを返します。 通常は、親を取得してポップアップ メニューをアタッチするために使用します。 注意: コントロールのないエディタが存在する場合があります。コントロールがない場合は、このフラグは NONE を返します。
mainListConnection(mlc)	string
エディタがコンテンツのソースとして使用する selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。エディタは selectionConnection オブジェクトに含まれている項目のみを表示します。
forceMainConnection(fmc)	string
エディタがコンテンツのソースとして使用する selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。エディタは selectionConnection オブジェクトに含まれている項目のみを表示します。これは -mainListConnection フラグの変形で、 コネクションがロックされている場合でも強制的に変更します。このフラグを使用して、-unlockMainConnection、-mainListConnection、-lockMainConnection フラグを直後に連続して使用する場合に、オーバーヘッドを減します。
selectionConnection(slc)	string
その独自のセレクション リストをエディタと同期化させる selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。このエディタから選択する場合、 selectionConnection オブジェクトの中から選択します。オブジェクトが変更されると、エディタが更新されて変更が反映されます。
highlightConnection(hlc)	string
そのハイライト リストをエディタと同期化させる selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。すべてのエディタにハイライト リストがあるわけではありません。ハイライト リストがあるエディタの場合、これは第二の選択項目を表示したリストになります。
filter(f)	string
このエディタに配置する項目フィルタ オブジェクトの名前を指定します。 エディタの主要リストに表示される情報をフィルタします。
lockMainConnection(lck)	boolean
mainConnection 内のオブジェクトのカレント リストをロックして、そのオブジェクトだけがエディタ内に表示されるようにします。 これ以降、元の mainConnection に変更を加えても無視されます。
stateString(sts)	boolean
照会モード専用のフラグです。エディタを編集して現在のエディタの状態と一致させる MEL コマンドを返します。返されたコマンド文字列は、指定した名前の代わりに文字列変数 $editorName を使用します。
unlockMainConnection(ulk)	boolean
mainConnection をロック解除して、オリジナルの mainConnection（まだ使用可能な場合）を効率的に復元し、ダイナミックな更新を行います。
updateMainConnection(upd)	boolean
ロックされた mainConnection をオリジナルの mainConnection から更新させますが、ロック状態は保持されます。
docTag(dtg)	string
Maya エディタにタグをアタッチします。
scaleRed(sr)	int
ビュー内の赤の成分の スケーリング係数を定義します。デフォルト値は 1 で、-1000 から +1000 までが可能です。
scaleGreen(sg)	int
ビュー内の緑の成分の スケーリング係数を定義します。デフォルト値は 1 で、-1000 から +1000 までが可能です。
scaleBlue(sb)	int
ビュー内の青の成分の スケーリング係数を定義します。デフォルト値は 1 で、-1000 から +1000 までが可能です。
singleBuffer(sbf)	boolean
表示をシングル バッファ モードに設定します。
doubleBuffer(dbf)	boolean
表示をダブル バッファ モードに設定します。
changeCommand(cc)	[string, string, string, string]
パラメータ: 先頭文字列: command 2 番目の文字列: editorName 3 番目の文字列: editorCmd 4 番目の文字列: updateFunc エディタで何らかの変更を行う場合にこのコマンドを呼び出します。 このコマンドの基本形は次のとおりです。 command(string $editor, string $editorCmd, string $updateFunc, int $reason) 考えられる理由は次のとおりです。 0: 特に理由なし 1: スケール カラー 2: バッファ（シングル/ダブル） 3: 軸 4: 表示されたイメージ 5: メモリに保存されたイメージ
displayImage(di)	int
特定のイメージをエディタ イメージ スタック（Editor Image Stack）でカレントのエディタ イメージ（Editor Image） として設定します。 イメージは、「si/saveImage」フラグを使用して Editor Image Stack に追加されます。
loadImage(li)	string
ディスクからイメージをロードしてカレントのエディタ イメージとして設定します。
writeImage(wi)	string
ディスクにカレントのエディタ イメージを書き込みます。
displayStyle(dst)	string
イメージを表示するモードを設定します。有効な値は、 基本 RGB イメージを表示する場合は「カラー」 マスク チャンネルを表示する場合は「マスク」 イメージの輝度を表示する場合は「輝度」
removeImage(ri)	boolean
Editor Image Stack からカレントの Editor Image を削除します。
removeAllImages(ra)	boolean
Editor Image Stack からすべての Editor Image を削除します。
saveImage(si)	boolean
メモリにカレントの Editor Image を保存します。保存されたエディタ イメージは、エディタ イメージ スタックに格納されます。最も新しく保存したイメージは 0 の位置に、次に新しく保存したイメージは 1 の位置、などと格納されます。カレントのエディタ イメージを 前に保存したイメージに設定するには、「di/displayImage」フラグを使用します。
nbImages(nim)	boolean
イメージの数を返します。
toggle(tgl)	boolean
地表プレーン表示のオン/オフを切り替えます。
marquee(mq)	[float, float, float, float]
引数は長方形の 4 つのコーナー（左、右、下、上）を定義します。この長方形はレンダー計算のセレクション ボックスを定義します。
resetRegion(rr)	boolean
マーキー/領域を強制的にリセットします。
autoResize(ar)	boolean
レンダー ビュー エディタがビューポートのサイズを自動的に変更するかしないかを設定します。
showRegion(srg)	[int, int]
指定した解像度でカレントの領域を表示します。2 つのパラメータは幅と高さを定義します。
snapshot(snp)	[string, int, int]
指定したサイズでモデル エディタのカメラのコピーを作成します。 最初の引数はエディタ名、2 番目は幅、3 番目は高さです。
currentCamera(crc)	string
カレントのカメラを取得または設定します（直前のレンダーを再実行するときに使用）。
currentCameraRig(crg)	string
カレント カメラのリグの名前を取得または設定します。カメラ リグが指定されている場合、currentCamera の値とは対照的に、最後のレンダリングを再実行するときに使用されます。currentCamera の値は、カメラ リグのレンダリングに最後に使用された子カメラを保持します。
clear(cl)	[int, int, float, float, float]
指定した解像度、指定したカラーで、画像を鮮明にします。 引数はそれぞれ幅、高さ、赤、緑、青です。
frameImage(fi)	boolean
画像をウィンドウの中に収めます。
frameRegion(fr)	boolean
領域をウィンドウの中に収めます。
realSize(rs)	boolean
画像をピクセル等倍で表示します。
caption(cap)	string
レンダー ビューの下部に表示されるキャプションを設定します。
pcaption(pca)	string
現在、レンダー エディタに表示されているイメージの下に表示される 恒久的なキャプションを取得または設定します。
compDisplay(cd)	int
0: 合成を無効にします。 1: 合成されたイメージを直ちに表示します。 たとえば、フォアグラウンド レイヤ タイルがレンダー ビュー ウィンドウに送信された場合、 合成されたタイルがレンダー ビュー ウィンドウに表示され、 元のフォアグラウンド レイヤ タイルは表示されません。 2: 合成されていないイメージが表示され、 その後のコマンドのために合成されたイメージを保持します。 たとえば、フォアグラウンド レイヤ タイルがレンダー ビュー ウィンドウに送信された場合、 元のフォアグラウンド レイヤ タイルは表示されず、 合成されたタイルはバッファに格納されます。 3: 現在の合成されたイメージを表示します。 合成されたイメージがバッファに存在する場合は、これを表示します。
blendMode(blm)	int
レンダー ビューをブレンド モードに設定します。 レンダー ビューに送信された新しいイメージが レンダー ビューで前のイメージとブレンドされて、 合成されたイメージが表示されます。
compImageFile(cif)	string
指定したイメージ ファイルを開き、 イメージをレンダーする場合と同様に バッファでブレンドします。
stereo(s)	int
エディタを立体視イメージ モードにします。出力イメージの解像度を水平サイズの 2 倍にすると効果的です。イメージの方向は、stereoOrientation フラグを使用して設定します。
stereoImageOrientation(sio)	[string, string]
立体視カメラ レンダーの方向を指定します。1 番目の引数は firstleft イメージの方向の値を、2 番目の引数は right イメージの方向の値を指定します。方向の値は「normal」（カメラを通じてみたように表示される）、または「mirrored」（水平方向にミラーリングされる）です。
resetViewImage(rvi)	boolean
レンダー エディタは、単一ビューの中で複数のカメラをレンダリングすることができます。これはイメージが保存されるイメージ ビニングとは異なります。2 つの異なるカメラ レンダーを隣り合わせに並べて比較するには、複数のイメージ ビューが便利です。resetViewImage フラグを使用すると、エディタの内部格納メカニズムを最初のイメージにリセットすることができます。これはレンダー ビュー レンダーの一番最初に行われます。
nextViewImage(nvi)	boolean
レンダー エディタは、単一ビューの中で複数のカメラをレンダリングすることができます。これはイメージが保存されるイメージ ビニングとは異なります。2 つの異なるカメラ レンダーを隣り合わせに並べて比較するには、複数のイメージ ビューが便利です。nextViewImage フラグを使用すると、エディタに対して、内部格納メカニズムの準備を行って次のビュー位置に格納するよう通知されます。
viewImageCount(vic)	int
レンダー エディタは、単一ビューの中で複数のカメラをレンダリングすることができます。これはイメージが保存されるイメージ ビニングとは異なります。2 つの異なるカメラ レンダーを隣り合わせに並べて比較するには、複数のイメージ ビューが便利です。viewImageCount フラグを使用すると、エディタに対して、内部イメージ格納メカニズムの準備を行って指定されたビューの数に対応するよう通知されます。
displayImageViewCount(dvc)	int
指定したイメージに対して格納されたビューの数をエディタ イメージ スタックに照会します。これは、現在のレンダリング イメージに対するビューの数を返す "viewImageCount" を使用した照会とは異なります。
stereoMode(sm)	string
イメージをビューに表示する方法を指定します。デフォルトは「stereo」で、イメージは隣り合わせにレンダーされます。「both」 では、レンダーされるイメージは単一のイメージで、通常のイメージのサイズの 2 倍です。その他の表示方法には「redcyan」、「redcyanlum」、「leftonly」、「rightonly」、または「stereo」があります。 both - 左側と右側の両方を表示します。redcyan - イメージを赤とシアンのペアとして表示します。redcyanlum - イメージの輝度を赤とシアンのペアとして表示します。leftonly - 左側のみ表示します。rightonly - 右側のみ表示します。stereo - Crystal Eyes(tm) または Zscreen (tm) レンダーをサポートするモードです。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

editor = cmds.renderWindowEditor()

cmds.renderWindowEditor( editor, e=True, mq=(0.7, 0.3, 0.3, 0.5) )

cmds.renderWindowEditor( editor, e=True, ar='true' )

cmds.renderWindowEditor( editor, e=True, snapshot=('persp', 256, 256) )

cmds.renderWindowEditor( editor, q=True, crc=True )
cmds.renderWindowEditor( editor, e=True, crc='persp' )

cmds.renderWindowEditor( editor, e=True, srg=(768, 576) )