移動先: 概要 戻り値 関連項目. フラグ. Python 例.

概要

nonLinear( objects , [after=boolean], [autoParent=boolean], [before=boolean], [commonParent=boolean], [defaultScale=boolean], [deformerTools=boolean], [exclusive=string], [frontOfChain=boolean], [geometry=string], [ignoreSelected=boolean], [name=string], [parallel=boolean], [prune=boolean], [remove=boolean], [split=boolean], [type=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

nonLinear は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

このコマンドは、選択したオブジェクトを変形する、指定したタイプの機能的デフォーマを作成します。デフォーマは次の 3 つのノードで構成されています。選択したオブジェクトのヒストリにコネクトされるデフォーマ ドライバ、変形の軸の位置と方向をコントロールするデフォーマ ハンドル トランスフォーム、デフォメーションのパラメータを維持するデフォーマ ハンドルです。 作成されるデフォーマ ハンドル シェイプのタイプは、指定したデフォーマのタイプに依存します。デフォーマ ハンドルは選択したオブジェクトのバウンディング ボックスの中心に位置し、セレクション リストの先頭オブジェクトと同じ方向になります。デフォーマ ハンドルのトランスフォームは、コマンドが完了したとき選択されます。

nonLinear コマンドには、-type フラグと一緒に指定される nonLinear タイプ用のフラグがあります。フラグは、nonLinear ノード特有のタイプに関連付けられた、主要なキー設定可能アトリビュートに対応します。たとえば、タイプが「bend」であれば、「-curvature」、「-lowBound」、と「-highBound」フラグを使用して、bend ノードのアトリビュート値を初期化、編集、または照会します。この例は、下記のサンプル セクションにあります。

戻り値

string[]デフォーマ ドライバ名、デフォーマ ハンドル トランスフォーム名。

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

reorderDeformers

フラグ

after, autoParent, before, commonParent, defaultScale, deformerTools, exclusive, frontOfChain, geometry, ignoreSelected, name, parallel, prune, remove, split, type
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
name(n) string create
作成されるノードの名前を指定するために使用されます。
geometry(g) string queryeditmultiuse
-rm フラグも指定していない限り、指定したオブジェクトは、このデフォーマ オブジェクトによって変形されるオブジェクトのリストに追加されます。照会すると string string string ...を返します。
remove(rm) boolean editmultiuse
-g フラグの後ろにリストされているオブジェクトをこのデフォーマから削除するように指定します。
before(bf) boolean create
既存のチェーンに対する挿入やアペンドのデフォルト動作が目的どおりでない場合、新しいジオメトリ シェイプを作成する必要がある場合でも、このフラグを使用して、強制的にこのコマンドによってチェーンの選択したノードの前にデフォーマ ノードをスティックさせることができます。
after(af) boolean create
既存のチェーンに対する挿入やアペンドのデフォルト動作が目的どおりでない場合、新しいジオメトリ シェイプを作成する必要がある場合でも、このフラグを使用して、コマンドによってチェーンの選択したノードの後にデフォーマ ノードを強制的にスティックさせることができます。
split(sp) boolean create
デフォーマを既存のチェーンに挿入/アペンドする代わりに、ディペンデンシー グラフで新しいチェーンを分岐させます。
frontOfChain(foc) boolean create
このコマンドを使用して、新しいデフォーマ ノードが、シェイプのヒストリで既存のデフォーマとスキン ノードの前(上流、ただし既存のツィーク ノードの前ではありません)に配置されるように指定します。デフォーマへの入力は、表示される下流のシェイプではなく上流のシェイプです。したがって、このフラグの動作は、新しいデフォーマが追加されたときに下流のデフォーマがリセット位置(hasNoEffect)にある場合に、最も直感的になります。
parallel(par) boolean create
オブジェクトのヒストリの既存のデフォーマに平行するチェーンの新規デフォーマを挿入します。blendShape を挿入して、平行の結果とブレンドします。
ignoreSelected(ignoreSelected) boolean create
現在のセレクション リスト上のオブジェクトを変形しないようにコマンドに指示します。
deformerTools(dt) boolean query
デフォーマ ツール オブジェクト(ある場合)の名前を string string ... として返します。
prune(pr) boolean edit
現在の設定のデフォーマによって変形されないポイントを デフォーマ セットから削除します。
exclusive(ex) string createquery
デフォメーション セットをデフォーム パーティションに置きます。
type(typ) string create
変形のタイプを指定します。現在有効な変形のタイプは次のとおりです。bend、twist、squash、flare、sine と wave。
commonParent(cp) boolean create
新しいトランスフォームを作成し、選択したオブジェクトとその下のデフォーマ ハンドルを親にします。このフラグは、単一のオブジェクトが選択されている場合のみ有効です。
autoParent(ap) boolean create
選択したオブジェクトのトランスフォームのデフォーマ ハンドルを親にします。このフラグは、単一のオブジェクトが選択されている場合のみ有効です。
defaultScale(ds) boolean create
デフォメーション ハンドルのスケールを 1 に設定します。デフォルトでは、デフォメーション ハンドルは、選択したオブジェクトのバウンディング ボックスの最大の大きさに合わせます。 [deformerFlags] デフォーマ ハンドル シェイプのアトリビュートは作成時に設定することができ、ロングあるいはショートのアトリビュート名を使って、通常のフラグとして編集、照会することができます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# To create a bend deformer with curvature 0.5
#
cmds.nonLinear( type='bend', curvature=0.5 )

# To edit the curvature of the bend deformer
#
cmds.nonLinear( 'bend1', e=True, curvature=0.2 )

# To query the curvature of the bend deformer
#
cmds.nonLinear( 'bend1', query=True, curvature=True )