移動先: 概要 戻り値 フラグ. Python 例.

概要

moveKeyCtx( contextName , [exists=boolean], [history=boolean], [image1=string], [image2=string], [image3=string], [moveFunction=string], [name=string], [option=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

moveKeyCtx は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

グラフ エディタ(Graph Editor)にキーフレームを移動するために使用できるコンテキストが作成されます。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

exists, history, image1, image2, image3, moveFunction, name, option
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
exists(ex) boolean create
指定したオブジェクトが存在するかどうかによって、true または false を返します。他のフラグは無視されます。
image1(i1) string createqueryedit
image2(i2) string createqueryedit
image3(i3) string createqueryedit
コンテキストは、コンテキストに関連付けられている ツールを表すアイコンを 3 つまでサポートします。
history(ch) boolean create
ツール コマンドの場合、対象となるツールの コンストラクション ヒストリをオンにします。
name(n) string create
これがツール コマンドの場合、ツールに適切に名前を付けます。
option(o) string createqueryedit
有効な値は、「move」、「insert」、「over」、「segmentOver」です。キーに「move」を設定しても、そのキーは前後でほかのキーを越えては移動しません。キーを「insert」すると、(-timeChange の値に応じて)その前後にあるキーがすべて、同等の量、移動します。キーを「over」すると、このキーは(他のキーがその場所に既に存在しない限り)いつでも移動することができます。 複数のキーのセットを「segmentOver」すると(このオプションは、複数のキーを移動する場合のみ、明らかなエフェクトを生み出します)、タイム レンジを指定しない限り、(時間的に)最初のキーと、最後のキーにより、セグメントが定義されます。その後、このセグメントは他のキーの上に移動できるようになり、このセグメントのための余地を作るために、キーは移動します。
moveFunction(mf) string queryedit
linear | power | constantキーをドラッグする方法を指定します。デフォルトの移動タイプは constant で、すべてのキーは動かす距離に比例して移動します。 power では減衰関数が適用され、ドラッグの中心で移動量が最大になり、周囲でキーの移動量が少なくなります。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Create a move key context which works in insert mode
# for the graph editor
#
newCtx = cmds.moveKeyCtx(option='insert')

# Edit the context to over mode
#
cmds.moveKeyCtx( newCtx, e=True, option='over' )