移動先: 概要 戻り値 キーワード. 関連項目. フラグ. Python 例.

概要

instanceable([allow=boolean], [recursive=boolean], [shape=boolean])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

instanceable は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

1 つまたは複数の DAG ノードをインスタンス化できる(またはできない)ようにするためのフラグを立てます。 このコマンドは指定した DAG ノードの内部状態を設定し、インスタンス化操作を実行する度に確認されます。 コマンドラインでノード名を指定していない場合、カレントのセレクション リストを使用します。

セットは、自動的にその構成オブジェクトにも拡張されます。既にインスタンス化されたノード(または、既にインスタンス化された子を持つノード)を、インスタンス化不可とマークすることはできません。

戻り値

boolean[]照会実行用。

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

node, dependency, graph, instancing

関連項目

duplicate, group, instance, parent, rename, setAttr

フラグ

allow, recursive, shape
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
allow(a) boolean createquery
ノードに、新しいインスタンス化可能状態を指定します。ノードをインスタンス化可能にするには true を指定し、インスタンス化を防止するには false を指定します。デフォルトは true です(ノードはデフォルトでインスタンス化されます)。
recursive(r) boolean create
作成モードや編集モードの -allow フラグで指定して、-allow の設定を、選択したノードのシェイプ以外の子に、帰納的に適用できます。シェイプにも作用させるには、 -recursive とともに -shape フラグも指定します。
shape(s) boolean create
作成モードや編集モードの -allow フラグで指定して、-allow の設定を、選択したノードのシェイプの子に適用できます。このフラグは、-recursive フラグと併用できます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# create a sphere.
# flag the transform and its shape as non-instanceable, then try to instance the sphere.
# you get an error because the shape is non-instanceable.
cmds.sphere()
cmds.instanceable( allow=0, shape=True )
cmds.instance()
# Error: '|nurbsSphere1' has non-instanceable children thus it cannot be instanced.
# Flag the sphere and its shape as instanceable. Then it can be instanced.
cmds.instanceable( allow=1, shape=True )
cmds.instance()
# Result: nurbsSphere2 #