fluidCacheInfo

移動先: 概要 戻り値 キーワード. フラグ. Python 例.

概要

fluidCacheInfo([attribute=string], [cacheTime=time], [endFrame=boolean], [hasCache=boolean], [hasData=boolean], [initialConditions=boolean], [playback=boolean], [resolution=boolean], [startFrame=boolean])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

fluidCacheInfo は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
initialConditions(ic)	boolean
照会するキャッシュとして「Initial Conditions」キャッシュを指定します。
playback(pb)	boolean
照会するキャッシュとして「Playback」キャッシュを指定します。
startFrame(sf)	boolean
キャッシュの開始時間を float 値で返します。
endFrame(ef)	boolean
キャッシュの終了時間を float 値で返します。
resolution(re)	boolean
キャッシュの解像度を float[] で返します。
hasCache(hc)	boolean
流体に指定したキャッシュがある場合は true、そうでない場合は false を返します。
attribute(at)	string
「hasData」フラグのモデイファイアで、キャッシュがカレント タイムで、特定の流体アトリビュートのデータを持っているかどうかを照会できます。有効なアトリビュート値は、「density」、「velocity」、「temperature」、「fuel」、「color」、「coordinates」（テクスチャ座標）、「falloff」です。
hasData(hd)	boolean
特定のキャッシュが、-time フラグが指定する時間にデータを持っているかどうかを照会します（-time フラグがない場合は、-hasData はカレント タイムを仮定します）。 「attribute」フラグと併用すると、指定したアトリビュートのデータがキャッシュに存在するかどうかを示します。「attribute」フラグと併用しない場合、「hasData」は、任意の有効な流体アトリビュートのデータがキャッシュに存在するかどうかを示します。
cacheTime(t)	time
-hasData フラグのみで有効です。キャッシュを照会してデータの有無を確認するとき、-hasData フラグが使用する時間です。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# get start frame for Initial Conditions Cache
cmds.fluidCacheInfo( ic=True, sf=True )
# get resolution for Initial Conditions Cache
cmds.fluidCacheInfo( ic=True, re=True )
# get end frame for Playback Cache
cmds.fluidCacheInfo( pb=True, ef=True )
# get resolution for Playback Cache
cmds.fluidCacheInfo( pb=True, re=True )
# Is there data for any of the valid properties
# in the playback cache?
cmds.fluidCacheInfo( pb=True, hd=True )
# Is there density data in the playback cache?
cmds.fluidCacheInfo( at='density', pb=True, hd=True )