setFluidAttr

移動先: 概要 戻り値 キーワード. フラグ. MEL 例.

概要

setFluidAttr [-addValue] [-attribute string] [-clear] [-floatRandom float] [-floatValue float] [-lowerFace] [-reset] [-vectorRandom float float float] [-vectorValue float float float] [-xIndex int] [-xvalue] [-yIndex int] [-yvalue] [-zIndex int] [-zvalue]

setFluidAttr は 「元に戻す」が不可能、「照会」が不可能、「編集」が不可能 です。

戻り値

なし

キーワード

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
-attribute(-at)	string
値を設定する流体アトリビュートを指定します。有効なアトリビュートは、速度（Velocity）、密度（Density）、燃料（Fuel）、カラー（Color）、減衰（Falloff）、温度（Temperature）です。
-xvalue(-x)
-at/attribute フラグで指定したベクトル値アトリビュートの、1 番目のコンポーネントのみを設定します。
-yvalue(-y)
-at/attribute フラグで指定したベクトル値アトリビュートの、2 番目のコンポーネントのみを設定します。
-zvalue(-z)
-at/attribute フラグで指定したベクトル値アトリビュートの、3 番目のコンポーネントのみを設定します。
-clear(-cl)
このアトリビュートを 0 に設定します。
-reset(-re)
このアトリビュートをデフォルト値に設定します。
-addValue(-ad)
指定した値をアトリビュートに追加します。
-floatValue(-fv)	float
密度などのスカラー アトリビュートの場合は、この値を使用します。
-vectorValue(-vv)	float float float
速度などのベクトル アトリビュートの場合は、この値を使用します。
-floatRandom(-fr)	float
密度などのスカラー アトリビュートの場合は、ランダム値を +-VALUE で使用します。fv を指定している場合は、基数としてランダム値と統合します。fv フラグを指定していない場合、基数は 0 と仮定します。
-vectorRandom(-vr)	float float float
速度などのベクトル アトリビュートの場合は、ランダム値を +-VALUE で使用します。vv を指定している場合は、基数としてこのランダム値と統合します。w フラグを指定していない場合、基数は 0,0,0 と仮定します。
-xIndex(-xi)	int
この X インデックスを持つセルの値のみを返します。
-yIndex(-yi)	int
この Y インデックスを持つセルの値のみを返します。
-zIndex(-zi)	int
この Z インデックスを持つセルの値のみを返します。
-lowerFace(-lf)
-at velocity のみで有効です。速度値は各ボクセルの中心ではなく端に格納されるので、ボクセル ベースのインデックスで速度を設定すると、隣接するボクセルが必然的に影響を受けます。このフラグは、ボクセルの全 6 面ではなく、左下 3 面のみの速度成分を設定する場合に使用します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// set density for entire fluid
setFluidAttr -at "density" -fv 1.0;
// add 3.5 to the density at the cell x=1, y=2, z=3
setFluidAttr -at "density" -ad -fv 3.5 -xi 1 -yi 2 -zi 3;
// clear the density for the whole fluid
setFluidAttr -at "density" -cl;
// reset the velocity at the cell x=1, y=2, z=3
setFluidAttr -at "velocity" -re -xi 1 -yi 2 -zi 3;
// set the velocity at the centers of the voxels on plane y=5
// to approximately (-1, 0, 0)
setFluidAttr -at "velocity" -vv -1 0 0 -yi 5;
// set the Z-component of the velocity at the bottom of cell [0, 0, 0]
// to exactly 1.3
setFluidAttr -at "velocity" -z -xi 0 -yi 0 -zi 0 -fv 1.3;
// set the X-component of the velocity at the right of cell [5, 3, 2]
// (which is also the left of cell [6, 3, 2]) to exactly 4.8
setFluidAttr -at "velocity" -x -xi 5 -yi 3 -zi 2 -fv 4.8;
// set the density to a random value in the range 0.1 to 0.9
// the fv flag specfies the base value, and then we add a a
// random value in the range of -fr to +fr
setFluidAttr -at "density" -fv 0.5 -fr 0.4;