移動先: 概要 戻り値 フラグ. MEL 例.

概要

setAttrMapping [-absolute] [-attribute string] [-axis string] [-clutch string] [-device string] [-offset float] [-relative] [-scale float] [-selection]

setAttrMapping は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

このコマンドは、指定したデバイス アタッチメントに オフセットとスケールを適用します。このコマンドは、デバイスの軸にマッピングを適用する setInputDeviceMapping コマンドとは異なります。

このコマンドは、デバイスからの値にスケールを乗算し、 この結果にオフセットを追加します。絶対マッピングでは、アタッチされたアトリビュートは結果の値を取得します。相対マッピングの場合は、前の計算値に結果の値が追加されます。setInputDeviceMapping が定義されている場合、計算値はそれも考慮します。

たとえば、絶対アタッチメント マッピングを使用してスペース ボールを設定する場合、 スペース ボールを一方向に押すと、アタッチされたアトリビュートは定数値を取得します。相対マッピングを使用した場合は、スペースボールを一方向に押すと、 アタッチされたアトリビュートは常に増加する(または常に減少する) 値を取得します。

相対の定義は、setInputDeviceMapping コマンドで使用される定義とは 異なることに注意してください。一般的に、相対アタッチメント マッピング(このコマンド)と 相対デバイス マッピング(setInputDeviceMapping)の両方を 同じ軸で一緒に使用することはできません。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

absolute, attribute, axis, clutch, device, offset, relative, scale, selection
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-device(-d) string create
アタッチメントで使用するデバイスです。
-attribute(-at) string createmultiuse
アタッチメントで使用するアトリビュートです。
-axis(-ax) string create
アタッチメントで使用するデバイス軸です。
-clutch(-c) string create
アタッチメントで使用するクラッチ ボタンです。
-selection(-sl) create
このフラグは、選択したオブジェクト上でマッピングを行うように指定します。
-scale(-s) float create
スケール値を指定します。
-offset(-o) float create
オフセット値を指定します。
-absolute(-a) create
絶対マッピングを行います。
-relative(-r) create
相対マッピングを行います。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

attachDeviceAttr -d "spaceball" -ax "XAxis" -at "translateX";
setAttrMapping -d "spaceball" -ax "XAxis" -at "translateX" -scale 0.01;

// The first command will assign the XAxis of the spaceball to
// the translateX attribute of the selected objects.
// The second command sets the scaling of attribute value to
// 0.01 of the value of the axis. This results in finer control
// since the motions of the spaceball are damped.