移動先: 概要 戻り値 キーワード. フラグ. MEL 例.

概要

psdExport [-alphaChannelIdx int] [-bytesPerChannel int] [-emptyLayerSet] [-format string] [-layerName string] [-layerSetName string] [-outFileName string] [-preMultiplyAlpha] [-psdFileName string]

psdExport は 「元に戻す」が不可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

Photoshop ファイルのレイヤ セットを別のフォーマットへと書き込みます。出力ファイルのデプス(bpc: 1 チャンネルあたりのビット数)は、入力ファイルのデプスと異なる場合があります。 入力が 16bpc で、出力が 8bpc の場合、データが失われます。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

photoshop, psd, texture, convert, export

フラグ

alphaChannelIdx, bytesPerChannel, emptyLayerSet, format, layerName, layerSetName, outFileName, preMultiplyAlpha, psdFileName
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-format(-for) string createquery
出力ファイル フォーマットです。このキーワードは、「iff」、「sgi」、「pic」、「tif」、「als」、「gif」、「rla」、「jpg」のいずれかです。

デフォルトは iff です。

-bytesPerChannel(-bpc) int createquery
出力ファイルのデプスです。このキーワードは、
  • 0: 入力に基づいてデプスを選択
  • 1: 1 チャンネルあたり 8 ビット
  • 2: 1 チャンネルあたり 16 ビット

デフォルトは 0 です。

-outFileName(-ofn) string createquery
出力ファイルの名前(パス付き)です。
-psdFileName(-ifn) string createquery
入力 Photoshop ファイルの名前(パス付き)です。

このフラグは照会モードでは値が必要になります。

-layerSetName(-lsn) string createquery
出力されるレイヤ セットの名前で、指定しない場合は合成イメージを出力します。

このフラグは照会モードでは値が必要になります。

-layerName(-lyn) string createquery
出力するレイヤ名です。
-alphaChannelIdx(-aci) int createquery
出力するアルファ チャンネルのインデックスで、指定しない場合はデフォルトのアルファ チャンネルを出力します。インデックスは 0 から始まります。 これは、Photoshop の「Additional Alpha Channels」という特定のアルファ チャンネルを書き込む場合に便利です。
-preMultiplyAlpha(-pma) createquery
RGB カラーをアルファ値で乗算するオプションで、(r,g,b,a)がピクセル値である場合にこのフラグを使用すると、(r*a, g*a, b*a, a)に変更します。
-emptyLayerSet(-els) createquery
指定したレイヤ セットが空かどうかをチェックするためのオプションです。これは照会モードで使用し、入力ファイル名とレイヤ セット名を指定する必要があります。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Write the layer set 1 of psd file as 16 bit tif file
psdExport -ifn "/tmp/test.psd" -ofn "/tmp/test.set1.tif" -lsn "Set 1" -for "tif" -bpc 2;
// Query if the layer set "Set 2" is empty.
psdExport -ifn "/tmp/test.psd" -lsn "Set 2" -q -els;