nodeOutliner

移動先: 概要 戻り値 フラグ. MEL 例.

概要

nodeOutliner [-addCommand string] [-addObject name] [-attrAlphaOrder string] [-connectivity name] [-currentSelection] [-lastMenuChoice string] [-longNames boolean] [-menuCommand string] [-menuMultiOption boolean] [-multiSelect boolean] [-niceNames boolean] [-noConnectivity] [-nodesDisplayed] [-pressHighlightsUnconnected boolean] [-remove string] [-removeAll] [-replace name] [-selectCommand string] [-showConnectedOnly boolean] [-showHidden boolean] [-showInputs boolean] [-showNonConnectable boolean] [-showNonKeyable boolean] [-showOutputs boolean] [-showReadOnly boolean] [string]

nodeOutliner は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

構成によっては、ノードにコネクトされたアトリビュートをドラッグすると、ノードがコネクションの反対側の端にロードされることがあります。

コマンドをアタッチするには、右マウス ボタン メニューとフラグを使う方法があります。 このメニューは、コネクトされたアトリビュートの特定のコネクションをリスト表示させるときに使います。 コネクトされたアトリビュートの行以外をクリックすると、空のメニューが表示されます。デフォルトでは、メニューにアタッチされたコマンドはありません。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
-addCommand(-ac)	string
ノード アウトライナが何かを追加したときにコマンドが実行されます。追加されたもののかわりに、%node を使用します。たとえば、追加されたオブジェクトをプリントしたい場合のコマンドは、「print(\"%node \\n\")」となります。
-addObject(-a)	name
指定したオブジェクトをディスプレイに追加します。
-remove(-rm)	string
指定したオブジェクトをディスプレイから削除します。
-removeAll(-rma)
すべてのオブジェクトをディスプレイから削除します。
-replace(-rpl)	name
表示されたものを、指定したオブジェクトで置き換えます。
-showInputs(-si)	boolean
コネクト先にできる UI 可視アトリビュートのみ表示します。
-showOutputs(-so)	boolean
コネクト元にできる UI 可視アトリビュートのみ表示します。
-showReadOnly(-sro)	boolean
コネクト元にできる読み取り専用アトリビュートのみ表示します。
-showHidden(-sh)	boolean
入力または出力基準に一致する UI 可視アトリビュートを表示（true）または非表示（false）にします。
-showNonKeyable(-snk)	boolean
入力または出力基準に一致するキーフレーム化（アニメート）できないアトリビュートを表示（true）または非表示（false）にします。
-showNonConnectable(-snc)	boolean
入力または出力基準に一致するコネクトできないアトリビュートを表示（true）または非表示（false）にします。
-showConnectedOnly(-sco)	boolean
入力または出力基準に一致する、コネクトされたアトリビュートのみを表示（true）または非表示（false）にします。
-connectivity(-c)	name
アトリビュート引数（「nodeName.attributeName」）を取り、指定された対象にコネクトできないアトリビュートをすべて淡色表示し、すでにコネクトされているアトリビュートをすべてハイライトします。
-noConnectivity(-nc)
ノード アウトライナ（Outliner）をリセットし、コネクティビティを非表示にします。つまり、すべての行を通常通りに再描画します。
-multiSelect(-ms)	boolean
multiSelect を可能にします。一度に複数を選択できるようになります。
-selectCommand(-sc)	string
選択により発行されるコマンド。このコマンドは選択されているものがある場合のみ発行される点で、c フラグとは異なります。
-currentSelection(-cs)
現在選択されているものを含む文字配列を返します。
-nodesDisplayed(-nd)
ノード アウトライナ（Outliner）で表示されているノードのリストを含む文字配列を返します。
-menuCommand(-mc)	string
指定したコマンドをポップアップ メニューのそれぞれの項目にアタッチします。
-lastMenuChoice(-lmc)	string
最後のメニュー選択をテキストで返します。
-menuMultiOption(-mmo)	boolean
「next available」というラベルのついたメニュー オプションをマルチアトリビュートの右マウス ボタン メニューの先頭オプションとして表示するかどうかを設定します。デフォルトは true です。
-pressHighlightsUnconnected(-phu)	boolean
コネクトされていないプラグをクリックしたときに、選択されるかどうかを設定します。デフォルトは true です。
-longNames(-ln)	boolean
インタフェースでアトリビュートにロング ネームまたはショート ネームのどちらを使用するかを制御します。-niceName フラグが設定されている場合、このフラグは無視されることに注意してください。デフォルトはショート ネームです。照会すると boolean を返します。
-niceNames(-nn)	boolean
アトリビュート名をもっとユーザフレンドリーで読みやすい表示にするかどうかを制御します。オンの場合、longNames フラグは無視されます。これがオフの場合、アトリビュート名は、longNames フラグに応じて ロング ネームまたはショート ネームで表示されます。 デフォルトはオンです。 照会すると boolean を返します。
-attrAlphaOrder(-aao)	string
アトリビュートのソート方法を指定します。現在認識されている値は、default: ソートしない、ascend: アトリビュートを「a」から「z」にソート、descend:「z」から「a」にソートです。 注: a）これは最上位アトリビュートにのみ適用されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

string $mywindow = `window`;
    string $myform = `formLayout -numberOfDivisions 100`;

    // Create an outliner that will print the name of
    // every object added to it to history pane of the
    // script editor, then display all available input
    // plugs on the node.
    string $myoutliner = `nodeOutliner
                              -showInputs true
                              -addCommand "print(\"%node \\n\")"`;

    // Attach the nodeOutliner to the layout
    formLayout -edit
        -attachForm $myoutliner "top"    5
        -attachForm $myoutliner "left"   5
        -attachForm $myoutliner "bottom" 5
        -attachForm $myoutliner "right"  5
        $myform;

// Display the window with the node Outliner
showWindow $mywindow;

// Create a sphere
string $objectName[] = `sphere`;

// Have the outliner display the sphere
nodeOutliner -e -a nurbsSphere1 $myoutliner;