移動先: 概要 戻り値 MEL 例.

概要

makeRoll objectName groundHeight boxSimulation diameter

地表で回転するオブジェクトをシミュレートする、エクスプレッションを作成します。 指定したオブジェクトの回転は、最後にエクスプレッションが評価されたときからの位置の変化に基づいて設定されます。回転の開始値(フレーム 1)は最初に、オブジェクトに追加されたダイナミック アトリビュート startRotX、Y、Z にキャッシュされます。これらの値を変更するには、アトリビュートエディタ(Attribute Editor)の追加アトリビュート ブロック内を参照してください。 オブジェクトの X と Z の位置にはキーフレームを設定してアニメートする必要がありますが、これは、エクスプレッションで回転コマンドを使って設定するので、回転値にはキーは設定しません。アニメーションが満足のいくものになったら、その結果をベイク処理する必要があります。結果をベイク処理しないと、タイム スライダのスクラブやレンダリングの結果に矛盾が生じます。 カレント フレームが 1 よりも大きい場合は、ローリング回転のエフェクトを見ながら、オブジェクトを x 方向および z 方向にインタラクティブに移動することができます。 回転値にラジアンを使用している場合は、作成したエクスプレッションから「rad_to_deg」を削除する必要があります。

戻り値

なし

引数

変数名 変数型 説明
なし

MEL 例

	// Create a 1 unit sphere rolling on the groundplane
  sphere;
  makeRoll nurbsSphere1 0.0 false 1.0;

	// Create a rectangular prism rolling on the groundplane
  nurbsCube;
  scale -r 1 2 3;
  makeRoll nurbsSphere1 0.0 true 1.0;

	// Create a card rolling on the groundplane
  plane;
  scale -r 1 0.7 1;
  makeRoll plane1 0.0 true 1.0;

	// Create a torus rolling on the groundplane
  torus -ax 0 1 0 -hr 0.5;
  makeRoll nurbsTorus1 0.0 true 0.5;