iprEngine

移動先: 概要 戻り値 フラグ. MEL 例.

概要

iprEngine [-copy string] [-defineTemplate string] [-estimatedMemory] [-exists] [-iprImage string] [-motionVectorFile] [-object name] [-region int int int int] [-relatedFiles] [-releaseIprImage] [-resolution] [-scanlineIncrement string] [-showProgressBar boolean] [-startTuning] [-stopTuning] [-underPixel int int] [-update] [-updateDepthOfField] [-updateLightGlow boolean] [-updateMotionBlur boolean] [-updatePort string] [-updateShaderGlow boolean] [-updateShading boolean] [-updateShadowMaps] [-useTemplate string]

iprEngine は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

戻り値

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
-exists(-ex)
指定したオブジェクトが存在するかどうかによって、 true または false を返します。他のフラグは無視されます。
-defineTemplate(-dt)	string
他の任意のフラグと引数を解析し、かつ引数で指定したコマンド テンプレートに 追加するモードに、コマンドのモードを変更します。 templateName がカレントのテンプレートとして設定されていれば、 その後コマンドが実行されるたびに、この引数がデフォルトの引数として使用されます。
-useTemplate(-ut)	string
コマンドに、カレント以外のコマンド テンプレートの使用を強制します。
-iprImage(-ipr)	string
使用する ipr イメージを指定します。
-releaseIprImage(-rii)
ipr イメージとメモリを解放する必要があります。
-object(-obj)	name
調整されるオブジェクトです。
-region(-r)	int int int int
調整する領域の座標です。 整数は、左 下 右 上、または x1 y2 x2 y2 の順です。
-resolution(-res)
ipr ファイルの幅と高さです。
-updatePort(-up)	string
ピクセル値が再計算されたときに更新されるポート番号です（現在は、サポートされていません）。
-update(-u)
強制更新します。
-updateShading(-us)	boolean
シェーディングを自動的に更新します。
-updateShaderGlow(-usg)	boolean
シェーダ グローが変更されたときに自動的に更新します。
-updateLightGlow(-ulg)	boolean
ライト グローが変更されたときに自動的に更新します。
-updateMotionBlur(-umb)	boolean
2.5D モーション ブラーが変更されたときに自動的に更新します。
-updateDepthOfField(-udf)
被写界深度を強制的にリフレッシュします。
-updateShadowMaps(-usm)
シャドウ マップを強制的に生成、更新します。
-startTuning(-st)
ipr イメージが指定されているときに、シェーディング ネットワークを変更して強制的にイメージを生成します。
-stopTuning(-spt)
調整は終了しますが、ipr イメージは閉じられません。
-underPixel(-un)	int int
指定したピクセル未満のオブジェクトのリストを取得します。
-scanlineIncrement(-sli)	string
走査線の増分をパーセントで指定します。更新される領域の高さが 240 ピクセルで scanlineIncrement が 10%の場合、イメージは 24 走査線を 1 ブロックとしてリフレッシュされます。
-estimatedMemory(-mem)
IPR で使用されるメモリの見積もり量を表示します。
-motionVectorFile(-mvf)
IPR で使用されるモーション ベクトル ファイルの名前を返します。
-showProgressBar(-spb)	boolean
調整中に進捗バーを表示します。
-relatedFiles(-rel)
「non-glow-non-blur image」などの関連ファイル、モーション ベクトル ファイル、デプスマップ ファイルなどの名前を返します。
-copy(-cp)	string
ディープラスタ ファイルとこれに関連するファイルを新しい位置にコピーします。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Create a iprEngine and tell it about an already created ipr image.
iprEngine -ipr "iprImages/persp_scene1_ipr.iff"

// Tell the iprEngine about the region to update.
iprEngine -e -region 10 10 100 100 iprEngine1;

// Tell the iprEngine to watch changes and update pixels.
iprEngine -e -startTuning iprEngine1;