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概要

artAttrTool [-add string] [-exists string] [-remove string]

artAttrTool は 「元に戻す」が不可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

artAttrTool コマンドは、アトリビュート ペイントに使用するツール タイプのリストを管理します。このコマンドは、リスト内容の照会や新規ツールのリストへの追加をサポートします。ビルトインのツール セットを使用できることに注目してください。ビルトインのリストを照会するには、Maya を起動して「artAttrTool -q」を実行します。

このコマンドで管理するツールはすべて、アーティザンを使用したアトリビュート ペイント用です。artAttrCtx を使用して新しいコンテキストを作成する場合は、artAttrCtx の -whichTool フラグでツール名を指定します。通常は単純にビルトイン ツールを使用します。ただし、ツールにカスタムのプロパティと値のシートを関連付ける必要がある場合は、artAttrTool -add "toolName" を使用してカスタム ツールを定義する必要があります。 カスタムのアトリビュート ペイント ツールのサンプルとして、開発キット サンプルの customtoolPaint.mel を参照してください。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

artisan, attribute, paint, context

関連項目

artAttrCtx

フラグ

add, exists, remove
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-add(-) string create
指定したツールをツールの内部リストに追加します。
-exists(-ex) string createquery
指定したツールが存在するかどうかをチェックし、見つかった場合は true を返し、見つからなければ false を返します。
-remove(-rm) string create
指定したツールをツールの内部リストから削除します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Add a tool named "customtoolPaint" to the list of
// attribute painting tools, then creates a new context called
// "customtoolPaintContext" which utilises the "customtoolPaint" tool.
//
artAttrTool -add "customtoolPaint";
artAttrCtx -whichTool "customtoolPaint" "customtoolPaintContext";
// List all tools currently defined.
//
artAttrTool -q;