Autodesk® AutoCAD® Map 3D 2015 Service Pack 1 Readme
Autodesk® AutoCAD® Map 3D® 2015 Service Pack 1 をダウンロードしていただき、ありがとうございます。
この Readme には、Service Pack のインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。お使いの製品に Service Pack を適用する前に、Readme 全体を必ずお読みください。参照用として、このドキュメントをハード ディスクに保存するか、印刷してください。
警告: Service Pack をアンインストールする前に 「この Service Pack をアンインストールする」 セクションを参照してください
目次
· この Service Pack によって解決される主な AutoCAD Map 3D の問題
· インストール手順
· この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する
· この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する
· この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する
この Service Pack は、サポート対象となっている言語のオペレーティング システム上で実行される次の Autodesk® 製品に適用することができます。ご使用中のソフトウェアに対する正しい Service Pack をインストールしてください。
注: Autodesk Exchange を利用して Live Update メンテナンス パッチをインストールすることもできます。Autodesk Exchange では、使用中の製品に対する正しい Service Pack が自動的に表示されます。
このリリースの新機能: 新しい Autodesk Application Manager は、Web に移動して Service Pack をダウンロードする前に更新が入手可能であることをユーザに通知するようになりました。
32 ビット製品 |
Service Pack |
Autodesk® AutoCAD® Map 3D 2015 |
Map3D2015_win32_SP1.exe |
64 ビット製品 |
Service Pack |
Autodesk® AutoCAD® Map 3D 2015 |
Map3D2015_x64_SP1.exe |
この Service Pack は、次の Autodesk Design Suite からインストールされた Autodesk® AutoCAD® Map 3D 2015 に適用できます。
· Autodesk Infrastructure Design Suite 2015
この Service Pack を AutoCAD Map 3D 実行中に適用する場合には、[セットアップの完了後、アプリケーションを自動的に終了し、再起動する]オプションは選択しないでください。代わりに、手動で AutoCAD Map 3D を終了し、プロンプトに対して[無視]をクリックしてください。また、Service Pack をインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。
CAD Manager Tools
· CAD マネージャ コントロール ユーティリティを正しく起動できません。
MAPPROPSLT[リンク テンプレートのプロパティを編集]
· MAPPROPSLT は Windows 8 では動作しません。
サーフェス マネージャ
· 一部の Windows 8.1 マシンでは、[パラメータ]欄のフィールドをクリックすると、サーフェス マネージャが·Map 3D を終了する場合があります。
FDO WMS
· Oracle クライアントがインストールされていないマシンでは、Map 3D で「WMSProvider.dll のロードに失敗しました」という問題が発生します。
注: AutoCAD、AutoCAD Architecture、AutoCAD MEP、AutoCAD Mechanical のいずれかの製品がインストール済みで Service Pack も適用済みの場合、残るその他の製品を共存インストールすることはできません。これらの他の製品をインストールできるようにするには、最初に Service Pack をアンインストールする必要があります。
注:Autodesk Sync (AdSync)パッチは、AutoCAD および AutoCAD LT 用のパッチと共に自動的にインストールされます。
この Service Pack をインストールする前に、次の点に留意してください。
カスタム ファイルのバックアップ
この Service Pack を適用する前に、カスタマイズした CUIX、MNR、MNL の各ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
管理者権限
インストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク上の管理イメージを指定するよう求められることがありますので、事前に準備されることをお勧めします。この Service Pack を適用するには、製品のインストールおよびアンインストールを実行するための管理者権限が必要です。
ネットワーク配置
管理者は、配置ウィザードを使用してネットワーク上にこの Service Pack を配置することができます。
製品のバージョン情報
Service Pack のインストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに、更新された製品のバージョン情報が表示されます。
再起動
インストールした後は、プロンプトが表示されなくてもシステムを再起動することをお勧めします。
この Service Pack には、次の Microsoft Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。
· /e -Service Pack 実行ファイルから MSP ファイルを解凍します。
· /q - Service Pack の適用後に完了メッセージが表示されないようにします。 これは、スクリプトまたはバッチ ファイルを使用して複数のコンピュータにこの Service Pack を適用する場合に便利です。
/e コマンド ライン スイッチの使い方については、後述のインストール手順内で説明します。
· この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する
· この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する
· この Service Pack を新しいネットワーク管理イメージに適用する
この Service Pack を 1 台のコンピュータにインストールするには、次の手順を実行します。
1. Service Pack をダウンロードし、任意のフォルダに保存します。
2. インストールの際にメディアを挿入する必要がある場合は、製品のメディア(たとえば、AutoCAD のインストレーション ディスク)を挿入します。
3. Service Pack を保存したフォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。
ローカル ネットワークを使用して、複数台のコンピュータにこの Service Pack をインストールするには、次の手順を実行します。
1. Service Pack をダウンロードし、ローカル ネットワーク上の共有フォルダに保存します。
2. Service Pack を保存した共有フォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。
注: この Service Pack では、CAD マネージャ コントロール ユーティリティを使用したローカル ネットワーク経由でのインストールはサポートされていません。
次の配布方法は、配置ウィザードで作成された管理イメージに対してのみ該当します。次に示す手順を完了すると、以降インストールした製品に、この Service Pack が含まれるようになります。
いずれの場合でも、管理イメージにこの Service Pack を「追加」してください。グループ ポリシー オブジェクトを使用して配置を配布する場合のみ、Service Pack を管理イメージの MSI ファイルに「合成」します。
ダウンロードしたパッチ(Service Pack)ファイルには MSP(Microsoft Patch)ファイルが含まれています。このファイルを解凍するには、/e (extract)スイッチを使用します。この構文の例については、下の手順 2 を参照してください。
1. オートデスクの製品サポートに関する Web サイトから、Service Pack の EXE ファイルをローカル コンピュータにダウンロードします。
2. Windows の[スタート]メニューから、[ファイル名を指定して実行]を選択します。次の情報を入力し、[OK]をクリックします。
<ローカル ドライブ:>\<パッチ名> /e <ローカル ドライブ:>\< パッチ名>.msp
3. オートデスク製品のメディアを挿入し、setup.exe を起動します。
4. [配置を作成]を選択します。[次へ]をクリックします。
5. [配置を開始]ページで、[配置を作成する場所を指定]ボックスに、管理イメージを作成する共有ネットワーク フォルダの場所を入力します。または、[参照]ボタンをクリックして、フォルダを選択します。ユーザは、このフォルダから製品をインストールします。
6. [配置の名前を指定]ボックスに、配置の名前を入力します。
7. [配置ウィザード]で操作を続け、製品の環境設定ページで配置を開いて環境設定し、[追加]をクリックして手順 2 で解凍した Service Pack を探します。Service Pack は[ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブにある Service Pack を含める]ボックスに追加されています。製品の一覧を閉じて戻ります。
8. [配置ウィザード]の表示に従って、Service Pack の配置を完了します。
注: AutoCAD または AutoCAD LT の Service Pack が配置に含まれている場合、AutoCAD または AutoCAD LT 製品の Service Pack のみがインストールされ、Autodesk Sync の更新ファイルはインストールされません。
Autodesk AutoCAD Map 3D 2015 Service Pack 1 をアンインストールするには、Windows 7 または Windows 8/8.1 の場合は[プログラムのアンインストール]を使用します。更新を表示するにはウィンドウを展開し、Service Pack を削除するには Service Pack を選択します。
注:
1. AutoCAD Map 3D 2015 と他の AutoCAD 製品が同じマシンにインストールされている場合に、両方の環境で Service Pack をアンインストールすると、起動時にアプリケーションのライセンス エラーが発生する場合があります。この問題が発生した場合は、http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/ps/dl/item?siteid=123112id=22241522linkid=9240617 の手順に従って、問題を修正します。 何らかの理由で、解決策がご使用のコンピュータで機能しない場合は、Service Pack を再インストールして製品が動作するようにして、製品サポートにお問い合わせください。
2. DVD を使用して Service Pack をインストールする場合は、アンインストール中に acadmap.msi を検索する必要があるため、Service Pack のアンインストールにも DVD が必要です。
これらの問題を特定して弊社に報告していただいたすべてのお客様に感謝いたします。お客様からのご意見は、弊社が製品を改善し、お客様に最適なソリューションを提供するための参考とさせていただきます。弊社はお客様の継続的なご利用に感謝するとともに、このアップデート リリースの内容に関するフィードバックも歓迎いたします。
ご利用いただき、ありがとうございます。
Autodesk 製品チーム
Copyright ©201