以下の手順では、ドリブン キーの設定(Set Driven Key)を使用して、ドアの動きとボールの動きをリンクさせます。
ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウが開きます。ドリブン(Driven)リストには Door と表示されています。
ドライバリストとドリブン(Driven)リストでアトリビュートを選択したあとでのみ、ドリブン キーを設定することができます。
これにより、ボールの移動 Z(Translate Z)のカレント値を、ドアの移動 Y(Translate Y)のカレント値とリンクするドリブン キーのリレーションシップが設定されます。ボールの移動 Z がこの位置に来たときは必ず、ドアの移動 Y もそのカレント値の位置にあります。
タイム スライダはドリブン キー リレーションシップに含まれないため、ドリブン キーについては、キーを示すキーマーク(赤い線)はタイム スライダに表示されません。
これらのイメージ内のオブジェクトでは、カラーを設定するためにマテリアルが適用されます。マテリアルを適用する方法については、本書『Maya スタートアップ ガイド』の「レンダリング」の章のレッスン 2: サーフェスをシェーディングするを参照してください。
ボールの移動 X アトリビュートとドアの移動 Y アトリビュートをリンクする別のドリブン キーが設定されます。
これまでに、いろいろな位置に、アトリビュート値をリンクする 3 種類のドリブン キーを設定しました。Maya により、リンクされた値が補間され、キーとキーの間に値が生成されます。
左右どちらからでも、ドアに向かってボールをドラッグすると、ドアはスムースに上昇します。
タイム スライダからアニメーションを再生しても、ボールやドアは動きません。ドリブンキーはあるアトリビュートを別のアトリビュートにリンクします。これは、タイム スライダ上の時間にアトリビュートをリンクするのではありません。ただし、ボールの動きをアニメートすると、ドアは、すでに設定されているドリブン キー リレーションシップに基づいて動きます。