Fusion 360 では、デザインから設計に移行する際の煩わしい作業
が無くなります。例えば高品質なサーフェスの質感表現であっても、
デザインから最終的な生産工程までのCAD データを、システムの
切り替え無しで扱うことができます。

Fusion 360 は自由度の高い環境でデザイン検討を行えることが特
徴です。フリーフォーム等のダイレクトモデリングだけでなく、
パラメトリックモデリングなども含みます。プロダクトデザインに
求められる機能を備えた環境をご用意しています。Fusion 360 で
行えるモデリングの例には、ポリゴン、Sub-D、T- スプライン、
NURBS、サ－フェス、ベジェ曲線、CSG、プリミティブモデリング
などが含まれます。

OBJ、DXF、DWG、SLDPRT、そしてPDF など、50 種類以上の
異なるファイル形式の変換に対応しています。また、デザインファイ
ルのインポートとエクスポートが可能です。3D デザイン作成で発生
する、パートナー、サプライヤーや顧客間のファイル変換などの、
テクニカルな問題にも対応しています。

Fusion 360 の開発チームは、常にユーザーの声を聞いています。ユーザーのフィードバックを分析し、約8 週間毎にアップデートを行い、常に最新機能を提供できる様にしています。この様に、フィードバック分析を迅速に反映することで、Fusion 360 をさらにパワフルで安定感のあるデザインツールに仕上げています。

Fusion 360 は常にユーザーにとって最適で管理のしやすい環境設定を提供しています。例えば1 つのダッシュボードからプロジェクトを管理でき、必要な CAD ファイル、PDF ファイル、ドキュメントやイメージファイルを追加できます。データのバージョンを自動作成し、過去のデータに戻ることもできます。 必要なデザイン構成部分を探し出し、再利用する機能も充実。これらの高性能な機能を使用するための追加プログラムやメンテナンス費用などは必要ありません。

個人、またはグループでの使用を問わず、1 つのダッシュボードからプロジェクト管理ができ、デザインの閲覧、コメント、編集などの権限をユーザーによってコントロールできます。更に、Fusion 360 を所有していない外部の設計者なども、Web ブラウザ上でプロジェクトの情報共有が可能なため、デザインレビューもスムーズに進みます。また、モバイルデバイスを使用し、デザイン変更、チェック、コメントを残したりなど、いつでも、どこでも、常にプロジェクトに参加することができます。

デザインした3D モデルファイルを2 軸、3 軸のCAM、または3Dプリンターの機能を使用し製作することか可能です。

Fusion 360 はPC やMac、モバイルデバイスにインストール可能です。Fusion 360 は Windows PC とMac OS の両方に対応しているので、最適なプラットフォームでお使い頂けます。

チームでデザイン編集作業を行ったり、顧客に向けてコミュニケーションをとったり、またデザインを実物の写真の様に見せることで、マーケティングの素材として利用することも可能です。Fusion 360では、クラウド上でレンダリングを行うことで使用するマシンの負担を軽くします。同時にA360 ダッシュボードを利用してのデザインの共有を可能にしています。また細かいレンダリング作業を行う場合でもFusion 360 のドラッグ・アンド・ドロップ機能を使い、環境設定、フィールドの奥行やレイトレーシング設定、ビジュアルスタイル設定などが行えます。