デフォーマ ノードを実装する

MPxGeometryFilter またはその子クラスの 1 つから派生させることで、Maya の内部デフォーマの機能をフルに活用するデフォーマ ノードを実装することができます。

注: これは、Maya 2016 で変更されました。MPxGeometryFilter は、デフォーマを実装するためのベース クラスになりました。

MPxGeometryFilter から派生させることで、単純なデフォーマ ノードを作成することができます。具体的な例は、yTwistNode SDK サンプルを紹介している次のセクションを参照してください。作成するデフォーマに応じて、次の 3 つの子クラスから派生させることができます。

詳細については、MPxGeometryFilter の API の説明を参照してください。

デフォーマは、デフォメーションの変更をコントロールするために、ロケータなどのヘルパ ノードを必要とすることがあります。このようなヘルパ ノードをアクセサリと呼びます。アクセサリ ノードはオプションで、デフォーマに必ず必要なものではありません。デフォメーションを実行するには、MPxGeometryFilter クラスの入力アトリビュートで十分です。accessoryNodeSetup() メソッドと accessoryAttribute() メソッドは、アクセサリを使用してジオメトリを変形する場合のみ使用してください。

MPxGeometryFilterMPxNode から派生するので、compute() メソッドをこのクラスに実装することができます。簡易デフォーマの場合、compute() メソッドを実装する必要はありません。デフォメーションが単純な頂点単位のプロセスではない場合は、compute() メソッドのみを実装します。compute() メソッドの実装の例については、API の説明を参照してください。