Autodesk App Store のパッケージ形式を使用して Maya プラグインを配布する

Mayaプラグインは、Autodesk App Store のパッケージ形式を使用してパッケージ化し、配布することができます。この形式は、プラグインの各コンポーネントと PackageContents.xml ファイルを 1 つのパッケージにしたものです。

PackageContents.xml ファイルには、バージョン情報、会社情報、ドキュメントへのリンク、パッケージ内のプラグインへのパス、およびプラグインのランタイム要件が記述されています。

詳細については、「Autodesk App Store - Maya 開発者向け情報」を参照してください。

この形式を使用してパッケージ化した Maya プラグインは、必ずしも App Store を使用して配布する必要はありません。

プラグインの自動ロードについて

ComponentEntry 定義の AutoLoad オプションは、Maya プラグイン マネージャのプラグインの自動ロード設定よりも優先されます。

<ComponentEntry ModuleName="./Contents/plug-ins/myNode.py" AutoLoad="True" />

そのため、AutoLoadTrue に設定されている場合、プラグイン マネージャで自動ロード オプションがオフに設定されていても、プラグインは自動的にロードされます。

この状況を回避するためには、代わりに Maya 固有の AutoLoadOnce オプションを使用します。

<ComponentEntry ModuleName="./Contents/plug-ins/myNode.py" AutoLoadOnce="True" />

AutoLoadOnceTrue に設定すると、Maya をインストール後に初めて起動したときにプラグインが自動的にロードされます。ただし、プラグイン マネージャでプラグインの自動ロード オプションがオフになっている場合、以降の起動時には自動的にロードされません。

この設定はプリファレンスと連動しています。プリファレンスがリセットされると、プラグインは再度 Maya に自動的にロードされます。