Maya 2018.3 devkit の新機能

MRenderItem クラスの更新

3D モデル ビューでコンポーネントに対して選択項目の分離(Isolate Select)をアクティブにすると、ビューポート 2.0 は、特にこのビューで分離選択されたコンポーネントの描画を示すために、必要なレンダー項目を作成し、それを維持します。これらのレンダー項目は元の項目のコピーであるため、名前、タイプ、プリミティブ タイプ、描画モードなどのプロパティが同じになります。ただし、シェーディング コンポーネントは、ビューで選択されたこのビューのセットから除外されます。

新しいメソッドが追加されたことにより、MPxGeometryOverride の実装で作成されたカスタム レンダー項目に、分離選択されたコンポーネントを描画するために作成されたコピーを設定できるようになりました。また、ビューで選択されたシェーディング コンポーネントへのアクセスが可能になったため、MPxGeometryOverride を実装してジオメトリを適切に塗り潰せるようになりました。

これらの新しいメソッドは、次のとおりです。

この新しいメソッドに伴い、Python API も更新されました。

これらの新しいメソッドを使用するように apiMeshShapeGeometryOverride サンプル プラグインが更新されました。