プロファイル ビューポート 2.0 レンダリング イベント

ビューポート 2.0 (Viewport 2.0)内での実行に関するプロファイラ(Profiler)内のイベントを検索するには、プリフィックス「Vp2」を検索します。 プリフィックス Vp2 に加え、イベント ラベルの残りが、計測されるイベントに関する追加のコンテキストを提供します。

重要なイベントのリストは、プロファイラ(Profiler)カテゴリに対して、いくつかの論理的なグループに分けることができます。 シーンの処理では、レンダリングの準備に更新フェーズが、実際のレンダリングにレンダリング フェーズが必要です。また、更新またはレンダリング フェーズ中に発生するリソース管理イベントがある場合があります。

リソース イベント

レンダー ターゲット(シーンがレンダリングされる場所)の管理に関するイベントを以下に示します。

これには、API (MRenderTarget)によって割り当てられたカスタムのオフスクリーン ターゲットの管理に関するイベントも含まれていることに注意してください。オンスクリーン ターゲットは MRenderTargets ではありません。

テクスチャの管理に関するイベントを以下に示します。これには、API (MTextureManager/MTexture)によって取得されたテクスチャに関するイベントも含まれていることに注意してください。

更新フェーズ

以下は、主な更新イベントのブレイクダウンです。これらは機能領域および/またはスコープごとに一覧表示されています。

上記のイベントは通常、描画可能 UI またはレンダー項目が処理される前に発生します。描画可能 UI リストとレンダー リストに関連付けられたメインのプロファイラ(Profiler)イベントは次のとおりです。

レンダリング

シーン レンダーを表すイベントには、Vp2SceneRender というラベルが付けられます。

イベント リストは、「高」レベルと「低」レベルの 2 つに分割できます。「高」レベルは、「低」レベル パスの機能グループであり、描画可能 UI またはレンダー項目のレンダリングでもあります。

高レベルのイベント

このイベントの分類は、レンダリングの出力先と、使用されるレンダリング パイプライン ロジックに基づいています。

内部レンダリング イベント

プラグイン レンダリング イベント

プラグイン レンダラ(MPxRenderer)を使用している場合、イメージをレンダーするためのビューポート 2.0 の処理は、Vp2DrawPluginRenderer イベントで表されます。

レンダー オーバーライド(MRenderOverride)を使用している場合、イメージをレンダーするためのビューポート 2.0 の処理は、Vp2OverrideRenderer イベントで表されます。イベントは、次のサブイベントに分類されます。

低レベルのイベント