Autodesk Developer Network 2011
Autodesk
Revit Structure APIのアップデート
§AnalyticalModel が Elementクラスから派生
§AnalyticalModel オブジェクトはDBに存在
§解析線分はAnalyticalModel のインスタンスのみに存在
§
§新規 RebarHostData クラスのメソッド
§GetExposedFaces()
§GetCommonCoverType()
§GetRebarsInHost(), GetAreaReinforcementsInHost(), GetPathReinforcementsInHost()
§
§NewBeamSystem() はレベル又はスケッチ平面が必要
§
§NewTruss() はスケッチ平面が必要
Revit Structureの構造コンポーネントの解析モデルと構造モデルを分割する理由は、AnalyticalModelオブジェクトがデータベースに存在する為で、以前のRevitリリースによるIDisposbleインターフェイスに代わりElement クラスより派生します。

AnalyticalModelクラスのメソッドと属性に変更はありませんので、既存のアプリケーションに変更の必要はありません。

また、解析線分はAnalyticalModel のインスタンスにのみ存在します。

以前のRevit Structureでは、解析線分はジオメトリのプロパティとAnalyticalModel のインスタンスの両方に存在しました。

ジオメトリのプロパティより解析線分を取得しているコードは、解析線分のプロパティより取得する様に変更下さい。

RebarHostDataは現在より強力なAPIを実装しています。GetExposedFaces を使用してCoverTypeに関連する全ての面にアクセスが可能です。

GetRebarsInHost を使用するとホスト構造要素の全ての鉄筋を取得可能です。

更にGetAreaReinforcementsInHost やGetPathReinforcementsInHost では補強した領域や補強データの個々のパスを取得できます。

そしてNewBeamSystemメソッドが変更されました。

スケッチ平面又はレベルの入力が必要になりました。

新しいNewBeamSystemメソッドはプロファイル曲線がスケッチ面又はレベル上にあるかを確認します。更に閉じたループかどうかも確認します。

NewTruss()メソッドはスケッチ平面の入力が必要になりました。