ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

loadPlugin [-addCallback script] [-allPlugins] [-name string] [-quiet] [-removeCallback script] string [string...]

loadPlugin は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

Maya にプラグインがロードされます。このコマンドのパラメータは、プラグイン ファイルの名前かパス名のどちらかです。プラグインの命名規則として、Linux では .so 拡張子、Windows では .mll 拡張子、Mac OS X では .bundle 拡張子が使用されます。拡張子がない場合、プラットフォームの既定の拡張子が使用されます。Python プラグインをロードするには、明示的に「.py」拡張子を使用する必要があります。

パス名をつけてプラグインを指定すると、それがプラグインを検索する場所になります。パス名を指定しない場合、現在の作業ディレクトリ(つまり、Maya の「pwd」コマンドで返されるディレクトリ)が検索され、次に MAYA_PLUG_IN_PATH 環境変数のディレクトリが検索されます。

プラグインがロードされると、プラグイン情報に Maya の内部プラグイン レジストリで使用される名前は、拡張子が除去されたファイル名になります。たとえば、プラグイン「newNode.mll」をロードすると、Maya のレジストリで使用される名前は「newNode」になります。この値は、「.so」、「.mll」、「.bundle」のいずれかの拡張子が付いた値と同様に、unloadPlugin コマンドか pluginInfo コマンドの有効な引数として使用できます。

戻り値

string[]正常にロードされたプラグインの内部名

関連

openMayaPref, pluginInfo, unloadPlugin

フラグ

addCallback, allPlugins, name, quiet, removeCallback
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-name(-n) string create
ロードされたプラグインに対してユーザ定義の名前を設定します。その名前がすでに使用されている場合は、名前の末尾に数値が追加されて固有になります。
-allPlugins(-a) create
MAYA_PLUG_IN_PATH で指定した検索パスにあるすべてのプラグインがロードされます。
-quiet(-qt) create
すでにロードされているプラグインをロードしようとしても、警告メッセージは出力されません。
-addCallback(-ac) script create
MEL または Python のコールバック スクリプトを追加し、プラグインがロードされた後でコールされるようにします。MEL では、このプロシージャには次のシグニチャが必要です。global proc procedureName(string $pluginName)Python では、スクリプトを文字列として指定するか、または関数などのコール可能な Python オブジェクトを指定することができます。文字列を指定する場合は、プラグイン名を挿入する場所にフォーマット識別子「%s」を配置します。関数などのコール可能なオブジェクトを指定する場合は、プラグイン名を引数として渡します。
-removeCallback(-rc) script create
以前に -addCallback で追加されたプロシージャを除去します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Load the plugin named "newNode" into Maya.
//
loadPlugin newNode;

// Load all the plug-ins in the specified directory.
//
loadPlugin "$MYPATH/plugins/*.so";

// Load all the plug-ins found in all the directories that are
// included in MAYA_PLUG_IN_PATH.
//
loadPlugin -allPlugins;